なぜ、陸上競技のスキルが防災に役立つのか?

すばやく安全に移動する=効率的に走る

被災後の避難の際は、すばやく迅速に移動することが安全確保(生存率のアップ)に直結します。

「すばやく安全に移動する=効率的に走る」と捉え、効率的に走るスキルを身に付けておくことは避難する際に必ず役立ちます。

私たちは、陸上競技の専門家(日本陸上競技連盟公認コーチ)が監修したコンテンツを通して効率的に走る技術を提供します。

陸上競技で身に付くスキルの例

効率的に走る技術の習得

走るという動きは、身体を移動させるという捉え方ができます。

身体をどう動かせば、効率的に身体を動かすことができるかを分かりやすくお伝えします。

障害物を跳び越える技術

障害物を飛ぶには反動をうまく使うことが重要になります。

反動をうまく使う方法だけでなく、ジャンプ力をアップする方法もお伝えします。

高い場所に登る技術

走る、跳ぶという技術は「身体をコントロールするスキル」に直結しています。

高い場所に登ることで安全を確保することができる人材を育成します。

陸上競技が防災教育におすすめな理由

非認知能力の養成に最適

陸上競技なら、以下の非認知能力の向上が期待できます。

自己管理能力
⇒目標を設定し、達成に向けて練習を継続する力。体調管理や栄養管理も含む。

忍耐力・粘り強さ
⇒すぐに成果が出ない中でも努力を継続する能力。

自己効力感
⇒「自分はできる」という自信や達成感。

目標設定能力
⇒現状を把握し、現実的かつ挑戦的な目標を設定できる力。

時間管理能力
⇒限られた時間の中で練習や休養、学業をうまく両立する力。

協調性・社会性
⇒チームや仲間と関わる力。リレーや部活動を通して育まれる。

感情のコントロール
⇒緊張やプレッシャーに対処する力。

陸上競技は実施する場所を選ばない

陸上競技は技術的にはシンプルで、他のスポーツと比べて特定の環境に依存しにくい特徴があります。

場所に左右されにくく、どこでも取り組みやすいスポーツなのです。

陸上競技では、走る・跳ぶ・投げるといった基本的な動作が中心となり、これらの動作はトラックや専用の施設でなくても練習することができます。

特別な道具が不要で、低コストで実践可能

陸上競技では、走る・跳ぶ・投げるといった基本的な動作が中心です。

基本的な動作はトラックや専用の施設でなくても練習することができます。

また、道具や特別な環境を必要としない練習メニューが数多くあります。

陸上競技のスキルが防災教育に役立つ理由

まず、効率的に走ることによって、すばやく安全に移動することが可能になります。

効率的に走るスキルは、運動会などのイベントに向けても役立つスキルと言えます。

更に、陸上競技なら効率的な走り方の習得だけでなく、「身体を自在にコントロールするためのスキル」を養うことも可能で、さまざまなスポーツに活かすことが可能です。

また、多彩な非認知能力の養成にも役立ちます。

以上が、陸上競技のスキルが自助に役立つ理由であり、誰もが習得しておくべきスキルと言えます。